共通の機能 - パスワードオプション
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Ytria の EZ ツールスイート自身がパスワードの入力を求めることはありませんが、Notes API がソフトウェアの起動時、または特定の操作の実行時にパスワード入力を求めることがあります。(図 1参照)。
頻繁にパスワードを入力せずにすむために、次の 2 つのオプションがあります。
  1. Lotus Notes クライアントで、 [ファイル] > [セキュリティ] > [ユーザーセキュリティ] の順にクリックし、[他の Lotus Notes ベースのプログラムでパスワードプロンプトを表示しない(セキュリティが低下)] チェックボックスをオンにする( 図 2参照)。
  2. または、任意の Ytria ツールで [ヘルプ] > [パスワード・オプション] をクリックし、 [Notes API ログイン・オプション] ダイアログボックスで [保存]をクリックします。パスワードが暗号化され、レジストリに保存されます。ログイン用パスワードは複数保存することができ、 [現在保存されたパスワードが x 個あります。(こちらをクリックして確認できます)]というリンクが、ダイアログボックスの下側に表示されます。また、保存したパスワードは、このウィンドウから削除することもできます。 [削除] ボタンをクリックすると、現在のパスワードが削除され、 [すべて削除] ボタンをクリックすると、保存されているパスワードリスト全体が削除されます( 図 3参照)。


図 1:Ytria ツールで表示される Notes API パスワードプロンプト

注記

Notes API パスワードプロンプトダイアログボックスでは、[キャンセル] をクリックしないようにしてください。このダイアログボックスをキャンセルすると、セッションが不安定になるという問題があります。Ytria は IBM にこの問題について報告しており、IBM側でもこの問題について認識しています。パスワードプロンプトダイアログボックスで意図せず [キャンセル] をクリックしてしまった場合には、Notes セッションをいったん閉じて再度開く必要があります。この操作を行わないと、「パスワードプロンプトがユーザーによって中止されました (5928)」というエラーが発生し続けます。




図 2:Lotus Notes の [ログインとパスワードの設定]


図 3:Ytria ツールの [Notes API ログイン・オプション] ダイアログボックス