replicationEZ - エージェント比較
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replicationEZ のエージェント比較ツールは、1 つまたは複数のデータベースの異なるレプリカの間で、エージェントとそのプロパティを比較および対比します。

エージェント比較を使用するには、メイングリッドで 1 つまたは複数のレプリカを選択して、右クリックメニューの [エージェント比較...] オプションをクリックします (または [ツール] > [エージェント比較...] をクリックします)。

エージェント比較設定ダイアログ

選択を行い [エージェント比較...] オプションをクリックすると、次のダイアログが表示されます。ここでは比較するエージェントの種類 (すべてのエージェント、スケジュールエージェントのみ、「新規メールの受信前」のみ、「文書の作成後または更新後」のみ、「サーバーの開始時」のみ) および検索方法 (速い「設計コレクションノート」検索または個人エージェントも表示するが遅い「基本検索」) の両方を選択できます。

エージェント比較グリッド

「エージェント比較」スキャンの結果は [エージェント比較] グリッドに表示されます。エージェントプロパティごとに別の行がグリッドに表示されます。
このパネルの上部には、[データベース完全パス]、[名前]、[最終別名]、[起動タイプ] の列で使用するサーバーを選択するためのプルダウンメニューがあります。また、設定ダイアログで選択された起動タイプが備考として表示されます。

表示される列

  • レプリカ ID: プロパティがその行に表示されているエージェントのレプリカ ID。
  • データベース完全パス: [使用されるサーバー] プルダウンメニューで選択されたサーバー上のパス。
  • 不整合を検知: レプリカ間でエージェントプロパティの不整合がある場合、この列にチェックマークが表示されます。
  • 最終別名: [使用されるサーバー] プルダウンメニューで選択されたサーバー上の最終別名。
  • 名前: プロパティがその行に表示されているエージェントの名前。
  • プロパティ: その行のエージェントプロパティ。このプロパティの値は、アクティブなサーバーの名前を持つ列の下に表示されます。
  • レプリカ ID: プロパティがその行に表示されているエージェントのレプリカ ID。
  • 相違の表示: [エージェント比較] グリッド内のエージェントプロパティがレプリカ間で一致しない場合は、[相違の表示] 列のセルにボタンが表示されます。このボタンをクリックすると、[エージェントプロパティ相違] という名前の新しいグリッドタイプのウィンドウが表示されます。
  • 起動タイプ: エージェントの起動タイプ。
  • UNID:プロパティがその行に表示されているエージェントの UNID。
  • [サーバー名 1] [サーバー名 2] など: [データベース] パネルに表示される各サーバーは、このパネル内に固有の列を持ちます。この列のセルには、このサーバーのレプリカでの、指定されたエージェントプロパティの設定が表示されます。サーバー列のセルが灰色表示の場合は、このサーバーにそのエージェントまたはプロパティが存在しないことを意味します。

コンテキストメニュー (右クリック) オプション

[ノートカウンター] パネルでは次の右クリックメニューオプションが利用できます。

  • このレプリカ ID(複数も可)に関連するすべてのメイングリッドの行を選択してください: メイングリッドの選択を、[エージェント比較] パネル内の選択に合わせるための簡単な方法です。
  • 選択エントリに対するデータベース選択取り消し: [エージェント比較] パネル内で選択されている行に関連する [データベース] パネル内のすべてのデータベースの選択を解除します。
  • 選択していないエントリに対するデータベース選択取り消し: [エージェント比較] パネル内の現在の選択と関連しない [データベース] パネル内のすべてのデータベースの選択を解除します。
    注意

    エージェント比較は、選択したデータベースのすべての利用可能なレプリカのエージェントを開く必要がある、とても作業量の多いプロセスです。プロセスが終了するまでかなりの時間がかかる場合があります。
    この処理時間が他の作業の妨げになる場合は、いつでも replicationEZ の 2 つ目のインスタンスを開くことができます。