scanEZ - ACL の概要
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scanEZ の ACL パネルには基本的に、Lotus Designer の [アクセス制御リスト] ウィンドウと同じ情報が表示されます。ただし、スプレッドシートのような グリッド インターフェースに大きな違いがあります。これにはすべての ACL が表示され、1 か所で複数の編集アクションが可能です。ACL パネルは、 選択ツリーの ACL グループからアクセスできます。



注記

弊社のすべてのツールは、任意のデータベースの「真」のサーバーセキュリティルールに従っており、これは ACL 自体の管理にも適用されます。

ローカルデータベース

ローカルデータベースを操作する場合は常に、データベースに対して 完全アクセス権を持ちます。この場合は、ACL の内容は問われません。

サーバーデータベース

サーバー上のデータベースを操作する場合は常に、アクセスは ACL により許可される権限に依存します。Ytria ツールはすべて、「真のセキュリティ」サーバー定義により制限されます。



ヒント

任意の列のヘッダーをクリックすると、ACL エントリを並べ替えることができます。

デフォルトでは ACL パネルには、上の図に示すように、 [フラグ表示]および [展開なし]に設定された ACL グリッドが開きます。

アクセス管理 ACL エントリを管理します。 [フラグ表示]が有効である場合、グリッドに表示される設定は、Lotus Notes の [アクセス制御リスト] ウィンドウの [基本] タブに表示される設定と同様です。
ロールの管理 ロールを管理します。 [ロール表示]が有効である場合、グリッドに表示される設定は、Lotus Notes の [アクセス制御リスト] ウィンドウの [ロール] タブに表示される設定と同様です。
詳細オプション 詳細な ACL オプションscanEZ の ACL パネルの右下に表示される設定は、Lotus Notes の [アクセス制御リスト] ウィンドウの [詳細] タブに表示される設定と同様です。
ACL の呼び出しおよび ACL の書き出し 別のデータベースから ACL を呼び出したり、別のデータベースに ACL を書き出します。
履歴 ACL 監査。scanEZ の ACL パネル[履歴]ボタンをクリックすると表示される情報は、Lotus Notes の [アクセス制御リスト] ウィンドウの [ログ] タブに表示される情報と同じです。
ACL グループオプション:
[グループをネスト展開][グループを展開(トップレベルのみ)][展開なし][現在の選択をデフォルトとして保存][アドレス帳サーバーの変更]
これらのオプションは、 ACL パネルの上部にあるボタンをクリックして選択します。
[グループをネスト展開]:このオプションを有効にした場合、グリッドにはすべてのグループメンバーと 2 つの新しい列が表示されます。 [メンバー](行が参照するメンバーが表示されます)および [階層](メンバーが複数レベルのグループに表示されます)。
[グループを展開(トップレベルのみ)]:このオプションは、グループ階層のトップレベルのみを表示する場合を除いて、 [グループをネスト展開]と同様に動作します。
[展開なし]:これは、ACL グループのデフォルト設定です。選択した場合、 [メンバー][階層]の列は表示されず、ネストしたグループメンバーはグリッド内に表示されません。
[現在の選択をデフォルトとして保存]:これにより、'YtriaGroupExpanderDepth' Notes.ini エントリにグループ展開設定が書き込まれます。
[アドレス帳サーバーの変更]:ネストしたグループを展開するために使用されるアドレス帳サーバーを変更します。
[保存][キャンセル] scanEZ の ACL パネルで加えた変更は、 [保存]ボタンをクリックするまで実際にはデータベースに書き込まれません。変更を適用しない場合は、 [キャンセル]ボタンをクリックします。
ヒント

[保存]ボタンをクリックするまで、変更内容は保存されません。変更を保存しなかった場合、 [キャンセル]ボタンをクリックして、加えたすべての変更を元に戻すことができます。