scanEZ - 複製監査
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scanEZ の複製監査は、あるデータベースレプリカから別のデータベースレプリカに、どのデータベース要素が複製されるかを正確に表示し、次の複製の前に何が発生するかを知らせるためのツールです。


複製監査の結果

複製監査を起動すると、現在のデータベースが自動的に選択されます。複製データベースを選択し(オプションで開始日を選択すると、データベースに加えられた以降のすべての変更が表示されます)、[監査] ボタンをクリックすると、変更が加えられ次回の複製処理で複製される要素が表示されます。

グルーピングの結果

複製監査の結果は、列のヘッダーごとのグループ化をサポートする グリッド インターフェースを使用するウィンドウに表示されます(注記:このインターフェースは、グリッドを使用する他のいくつかの Ytria ツールと少し異なります。 [すべてを展開](+)、 [すべてを省略](-)、 [グループ化解除]のボタンとコンテキストメニューがあります。また、 [フィルタ表示]オプションはボタンでのみ利用可能であり、コンテキストメニューのオプションにはありません)。

[状態] 複製後の状態。すべての可能な状態の詳細な説明を次の表に示します。
[イン/アウト]
[タイプ] ノートのタイプ(文書、フォーム、エージェントなど)。
[作成日(現在のファイル)] このファイル内の作成日。
[作成日(初回)] 正式な作成日。
[UNID] ユニバーサルノート ID。
[シーケンス番号]
[更新日(初回)] ノートの正式な更新日。
[更新日(現在のファイル)] このファイルでのノートの更新日。
[タイトル] 設計要素の名前を表示しますが、文書では空欄になります。
[更新者] ノートの最後の編集者。
注記

最後の 6 列はオプションであり、チェックボックスを使用して追加または削除できます。また、グルーピングの結果で使用されているオプションの列は、選択を解除できません。



プル/プッシュ

矢印により、次のデータベースの複製で発生する要素のプッシュ/プル(または送信/受信)を迅速に確認できます。さらに、複製の競合の可能性が自動的に識別され、発生前に問題を解消することができます。

作成
更新
削除
競合の可能性

[イン/アウト]

これらのアイコンは、データベースの変更が行われた場所(データベースの内部または外側)を識別するために役立ち、元の変更が加えられた場所を示すトレース機能を提供するものです。



[イン]

このデータベース(内部)で行われた最後の変更。


[アウト]

このデータベース外で(複製から)行われた最後の変更。


[アウト - 正式な日付の前に更新!!]

最後の変更がこのデータベース外で(複製から)発生しました。また、このファイル内の作成日が正式な作成日の前です。
これは、複製ポイント間で時間差があることを意味します。
ヒント

詳細な分析のために、結果をファイルに 書き出す ことができます。

他の複製監査オプション


より限定された複製データに焦点を合わせるために期限を選択できます。このためには、ダイアログボックスの [オプション]セクションの [日付] ボタンをクリックするか、または隣にあるプルダウンメニューで複製履歴の日付を選択します。


上記の図に示すように、列のヘッダーによって結果の並べ替え、フィルタ、グループ化を行うことができます。

ヒント

複製監査は、単一のデータベース/単一のサーバーで使用されている場合にも役立ちます。これにより、広範な範囲の変更の追跡が容易になります。

コンテキストメニュー

[文書の比較] 複製監査では、文書を比較するための容易なアクセス方法も提供しています。これによって、任意の文書を迅速に編集または削除できます。複数のレプリカの相違を識別するために、文書を選択し、<a href="./index/scanEZ_DocComparator?OpenDocument" target="NotesPreview"> 文書の比較</a>を起動できます。
[クリップボードに UNID をコピー] クリップボードに文書 UNID をコピーします。
[行の更新] 選択した行データを更新します。
[文書の削除] 選択した文書を削除します。いずれの側の文書を削除するかを選択できます。winner という文書のため、削除スタブは作成されません。 複製監査が競合文書の発生を通知しますが、このコマンドを使用すると、すばやく競合文書を抑止することができます。

[新規の「マイセレクション」に追加] 新しい 「マイセレクション」 に選択した文書を追加します。
[現在の「マイセレクション」に追加] 現在の 「マイセレクション」 仮想フォルダに選択した文書を追加します。